2012年11月27日

底面に始まり底面に終わる 出会い編

私は多孔質底床ろ材ブルカシステム(レッドビーサンド)&エアリフト底面フィルターがレッドビーシュリンプ飼育に最も適した飼育システムだと思っているのですが、ここに落ち着くまでは色々と遠回りもしてきました。

最終的に現在のレッドビーサンド&エアリフト底面フィルターを使用した簡単確実飼育マニュアルが完成するまでを紹介したいと思います。


今回は私がエアリフト底面フィルターと出会った話です

シュリンプとは全然話が関係ないですが私が始めて熱帯魚を飼ったのは20年ほど前に飼ったアジアアロワナです
水槽とセットで100万円!!今考えれば無謀でしたが、それまで金魚やザリガニ、亀、カエル等々色々な生き物を飼ってきたので飼えるだろうという変な根拠がありました
そのアロワナは当時では珍しく真っ赤になりフィッシュマガジンに掲載されました。

しかし不況の影響で転職し実家へ帰ることになりアロワナを手放してしまったために実家で飼え繁殖可能も楽しめるグッピーを始めました。
ろ過は外部フィルターに5Lで1万円もする高級ろ材を使って準備万全!!
しかも雑誌に載るほどのアジアアロワナを育てた私が飼うのだからグッピーの繁殖なんて簡単と高をくくっていました。


ところが実際飼育してみると親の鰭が溶けたり、子供が針病になって上手く育たなかったり散々な結果でした。
そんな時、会社の上司がグッピーの繁殖をしていることを知りどんな環境で飼育しているのか話を聞いてみました。

なんと、その上司は大磯砂とエアリフトの底面フィルターだけで飼育していたのです


しかも、飼育暦1年で初めから何の問題もなく繁殖できてグッピーが殖えすぎて困っていたのです。
私は高価な外部フィルターに高級ろ材で上手くいかず上司は大磯砂とエアリフトの底面フィルターだけで困るくらい繁殖しているんです。
何か餌や管理の方法に秘密があるのか?と思い色々と聞きましたが餌は同じブラインシュリンプで水換えは月に1度と毎日底を掃除して毎週水換えしている私より全然手間が掛かってないのです


正直、ショックでした・・・が良いものは直ぐ取り入れるのが私の信条、さっそく磯砂とエアリフトの底面フィルターで飼育をはじめました。

しかし結果は・・・・
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2012年10月24日

ソイルのPHについて

ソイルのPHについて。

注意:当ブログコンテンツのシラクラの多事想論は私が思っていること感じた事を素直に正直に、そしてマニアック書いていくコーナーです。
時には一般に広がっている事(考えや商品など)を否定したりして、それらを信じている方に不快な思いをさせてしまう場合があるかもしれません。
あくまでも私(白倉)は、こう思った、感じたんだなと寛大に受け止めて頂ければ嬉しいです。


ここ数年、水質を低PHへ傾けるソイルの方がシュリンプが死なない、シュリンプの調子が良いなどの話を時々耳にするようになりました。

当店の考えはPHを多種多様なバクテリアや微生物が繁殖出来て活性化する中世に近い弱酸性(PH6.5〜6.8)水質を保つ事が一番と考え、レッドビーサンドもPH6.5を長期(1年前後)保つように製造されています。
しかし低PHの水質下では雑菌が繁殖しにくい、コケが出にくいなどのメリットもあります。

レッドビーサンドのメーカーの研究者の方に相談したところ従来のPH6.5を推奨するが土壌成分で多孔質のろ材であるレッドビーサンドなら、もしかしたらPH5.5でも十分なバクテリアが繁殖するかもしれないとの回答だったので、試作でレッドビーサンドのPH5.5を作ってもらい実験をしてみました。

7月16日のブログに実験開始当時の様子が載っていますので参照下さい。
http://shirakura.sblo.jp/article/57072123.html

実験開始から3ヶ月が経ち結果が出てきたので報告いたします

結果

セット後2ヶ月位はシュリンプの活性も良く調子良いと思っていたのですが3ヶ月位経ってかコケが出始めて徐々に調子が落ちてきてしまいました。
中にはポツリ、ポツリとシュリンプの死ぬ水槽も出てきて失敗と言わざるを得ない結果となりました。

通常は3ヶ月位には種多様なバクテリアや微生物が繁殖し水槽の生態系が出来てきてコケが減ってシュリンプの調子も上がってくる頃なのですが逆のの結果になりました。
やはり低PHではバクテリアや微生物の繁殖が鈍いようです。
そのため、水中やサンド内の有機物があまり分解されず蓄積して低PHで制御されていたコケが生え始めたり、有機物濃度の高くなった水槽では雑菌が繁殖し死ぬシュリンプも出てきてしまったのだと考えます。
勉強不足でしたが低PHでも繁殖できシュリンプに害を及ぼす雑菌(黄色ブドウ球菌など)がいるようです。

よくソイルを底面フィルターで使用し飼育すると2〜3ヶ月でブレイク(崩壊)するという話を耳にすることがありますが上記が原因ではないかと思います。

ソイルを底面フィルターで使用するときは農業用の詰め替えや流用のPHの低いソイルは使用せず熱帯魚用に専用開発された広瀬社特許製法のブルカシステムの底床ろ材(レッドビーサンド)をお試し下さい。






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posted by Shirakura at 09:30| シラクラの多事想論

2012年07月13日

ブログって難しい

ブログランキングに参加して見に来ていただける方が増え本当にうれしいです
しかし、たった数日で壁にぶつかった感じです

シュリンプ飼育について発信したいことは山ほどあるのに
文章にして伝えるのって本当に難しいです

アクア雑誌で記事を書かせていただく機会が多くあるのですが
雑誌の原稿は締め切りまで何度も読み返して直す時間もあります

しかしブログだと仕事の前後の少しの時間で書かないといけないので
思ったことをそのまま書くだけになってしまい
後から反省したりします

このブログは後からもカテゴリー別で飼育マニュアル的な内容で見れるようにしたいと思っていますので
ブログ読者さんが見直すときに更に内容になっているよう古い記事も時間の許す限り良い内容に更新していきたいと思います(さっそく7月10日のブログを手直ししました)

ぜひ、古い記事も時々読み直してください
飼育に役立つ新たな発見のある、そんなブログを作っていきたいと思います

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posted by Shirakura at 09:37| シラクラの多事想論

2010年03月13日

情報収集

シュリンプ飼育者の皆様はネットや雑誌、熱帯魚店で情報収集をされていると思いますが内容に違いがありどれを信じて良いか迷ってしまったり、何かおかしいと疑問があったりすることが良くあるのではないかと思います


前回も書きましたが内容に違いがあるのは、ショップやブリーダーさんにより考えが違い、答えは1つではないからです。
ただし違った意見から自分に都合の良い事のみを取り入れる方法は失敗する可能性が高いので、まずは一番信頼できるショップやブリーダーさんの考えを全て真似(実践)してみてください
試した結果が良くないときは他の方法を実践し確実な方法を掴んでから他の方法の良い部分を取り入れていくと良いと思います

次に情報の内容に疑問を持つ場合ですが、その場合は遠慮なく発信元に問い合わせしてみるのが一番です(失礼の無いように)
多くの場合、限られた原稿スペースやブログを書く時間で持論を正確に皆様に伝える事は大変難しく疑問や誤解が生じやすいと思います

また時に情報は勉強不足や経験不足からくる間違いや、注目されたい、シュリンプを高く売りたい、、自分だけ成功したい等の嘘もありますので情報は十分に吟味して取り入れて頂きたいと思います

信頼できる情報を得る為には自身の情報のみが正しいという偏った考えや他の情報を否定、非難する様な内容は無視することです
もし他の情報を否定する場合はしっかりとした根拠が必要と思います

信頼できる情報を得てより良いシュリンプ飼育(繁殖、選別交配)を楽しんで頂きたいと思います
posted by Shirakura at 02:06| シラクラの多事想論

2010年03月11日

お問い合わせ

最近、某アクアリウム雑誌の影響でレッドビーシュリンプの戻し交配のお問い合わせが非常に多くなっておりますのでブログで何回かに分けて私の考えをお知らせしたいと思います

(以下、内容を少し読みやすいよう書き換えました)

レッドビーシュリンプの選別交配が盛んになって既に6〜7年経ち世代的にも15世代を超える血統も出てきていたり、最近では私が店をオープンした頃(5年前)には想像もしなかった綺麗なシュリンプが極端な近親交配により出現しております

その為か去年、当店の繁殖数拡大の為に多くのブリーダーさんからお譲り頂いたシュリンプの一部に奇形や繁殖力低下のみられる個体がまざっておりレッドビーシュリンプも戻し交配が必要な時期に達してきていると感じました

しかし安易に他系統や黒のビーシュリンプを掛け合わせれると何年も累代繁殖して固定化してきた良い部分まで失ってしまうことになりますし、しっかりとした戻し交配が完了するまで少なくとも2年近くの年月を要し、また専用水槽も必要となりますから一般の飼育者があえて行う必要は無くプロブリーダーに任せれば思います

更に当店では必ずしも戻し交配は必要なわけでなく適切な選別で正常な遺伝子を選別し逆に悪い遺伝子を排除していくことも良いレッドビーシュリンプを作出できるブリード方法だと思っております

当店では大学で生物学を学んでシュリンプの生態調査もされていた学者さんにアドバイザーになって頂き日夜レッドビーシュリンプもついて勉強しておりますが、他のプロブリーダーさんと意見が食い違うことも多々あります

ブリーダーさんにより黒のビーシュリンプで戻し交配を行う方、他系統もレッドビーシュリンプで血を薄める方、同系統で掛け合わせを工夫されている方と様々でどれか1つが正解ではないと思います


綺麗で良く殖え固定率の高い血統を維持するシュリンプ繁殖ができれば、それが答えだと思います


当店ではお客様がシュリンプ繁殖を手軽に楽しんで頂けるよう色や模様、大きさのみにとらわれず奇形や繁殖力低下のみられる個体が出ないように健全なシュリンプを繁殖することに励んでおります







posted by Shirakura at 06:28| シラクラの多事想論

2008年10月14日

レッドビーシュリンプって儲かるの?

最近、レッドビーシュリンプって本当に儲かるの?という問い合わせが多くて困っています

インドネシア出張で見ていなかったのですがレッドビーシュリンプを増やせば簡単に儲かるといた内容だったそうです

以前、某テレビ番組で信じられないような内容の儲け話が出た際も同様に問い合わせが多かったのですが今回はそれ以上です・・・・

内容は見ていないので良く知りませんが増やしたレッドビーシュリンプが何十万で売れたり、買ったエビを育て店に買い戻してもらうと何万円も儲かるというインチキに近い内容だったそうです

もしその話が本当ならテレビに出ていたお店に同様に買い取ってもらえばいいですよね!

当店のエビを全部持っていて億単位で買い取ってもらおうかな(笑

冗談はさておき実際にエビで儲かるのでしょうか?

儲かるか、儲からないかで言えば、答えはYESです

私も儲けて開業し、今はレッドビーシュリンプの繁殖を生業にしているのですから

しかし私が聞いたテレビの内容はメチャクチャですね

私が本格的にブリーダーとして活動を始めた当初は、まだ日の丸タイプ等は非常に希少で所有しているブリーダーさんも私を含め数人でしたし、所有数も少なく販売できるほどではなかったので、どうしても譲って欲しいと言われた際は1匹十数万することもありましたが

しかし今では多くのシュリンプ飼育者が所有し、星の数ほど繁殖されている現在、どれだけ良い個体でも1匹数万円が限度ではないでしょうか?

現在、レッドビーシュリンプに何十万なんて馬鹿げています

テレビでレッドビーシュリンプが紹介されるのは嬉しいですが金儲けのネタとして紹介されるのは大変悲しいです・・・

レッドビーシュリンプは大変綺麗で可愛い生き物で飼育していてとても楽しい生き物です
繁殖も簡単ですので増やす楽しみや選別交配でより綺麗なシュリンプを作り出すのも楽しいです

上記の様な内容から世界各国で流行しています
当店だけでも、中国〜東南アジア諸国、ヨーロッパ、北、南アメリカ諸国、最近ではイスラエルという中東諸国と取引があります

もしテレビで取り上げるならレッドビーシュリンプの飼育の楽しさを紹介して頂きたいものです

当店では、これからもレッドビーシュリンプの飼育の楽しさをより多くの方に紹介できるよう頑張って行きたいと思っています
posted by Shirakura at 11:56| シラクラの多事想論