2012年11月17日

パフォーマンスタイム 吸着系編


吸着系の特徴、長所、短所を説明させて頂きたいと思います

始めに

吸着系と言われるソイルの多くも栄養系ソイル同様には農業用、園芸用の焼成黒土をアクアリウム用に改良したもの、または流用だったりします。
注意:レッドビーサンドは広瀬社の特許技術で作られたアクアリウム専用のサンドです

ネットで「吸着系ソイル」で検索すると火山灰に含まれる粘土物質が陽イオン(Ca、Mg、NH4+、K+)を)吸着すると検索結果が出て来ます。
陽イオン(Ca、Mg、NH4+、K+)を)吸着するので吸着系と言われているようですが火山灰に含まれる粘土物質が陽イオンを吸着するなら同じ原料の栄養系も吸着するはずです。
注意:アクアリウムサンドのメーカーの広瀬社によるとソイルがイオン交換で陽イオンを吸着するという考えは間違いのようです。

またソイルの吸着効果の1つに色素吸着があります。
これは炭素による吸着で活性炭と同じ原理なので同じ黒ボク土を使っている栄養系ソイルにも色素吸着の効果があります。

上記の様に、どのソイルが栄養系で、どれが吸着系かの区別は難しいので黒ボク土といわれる火山灰と腐植から出来ている黒い土のなかでも火山灰が殆どで,あまり腐植が含まれていない物で作られているソイルが吸着系と言われていると思います。
吸着系ソイルは底面フィルターで使用することで最も効果が得られるので底面フィルターで使用してもソイルからシュリンプに害のあるほどの有機物(アンモニア)が出ないものを当ブログでは吸着系と定義したいと思います。
注意:広瀬社の特許技術の軟焼結製法(特許第2917140号)で作られた超多孔質と両性緩衝作用(特許第2603202号)でPHを6.5に保つレッドビーサンドが最も優れた吸着系ソイルだと思います


前置きが長くて申し訳ございません・・・

吸着系の長所

吸着系は前記の定義通りソイルからシュリンプに害のあるほどの有機物(アンモニア)が出ないので手間と時間が掛かる立上げが水槽の立上げ期間が省けセッティング直後からシュリンプを導入することが出来ます。

底面フィルターで使用することで水槽の底面全体がろ材として使用することが出来るので高いろ過能力を得ることが出来きる。

底面フィルターの高いろ過能力により小さな水槽でも飼育繁殖が可能になる。

底面フィルター以外のろ過機が不要でコストパフォーマンスに優れる。


吸着系の短所

シュリンプ飼育と水槽の生態系を作るのを同時に行うため水槽の生態系が出来上がるまでの餌の与え方が難しい

水槽内で発生する汚れが全てソイル内に蓄積するため蓄積と分解のバランスが崩れると環境が急変する事がある

ソイルから出てくる養分が少ないために水槽内にバクテリアや微生物、コケなどが栄養系より少なく繁殖力や成長スピードは栄養系より劣る。



吸着系ソイルは上記の様に小さな水槽で安価な設備で済み、セッティング直後から飼育ができる初心者〜中級者まで幅広く対応できるソイルです
(吸着系ソイルのメリットを活かしデメリットを解消する飼育法が当店の簡単、確実飼育マニュアルです)




可能な限り更新しますので励みになるようバナークリックご協力お願いします。
にほんブログ村 観賞魚ブログ シュリンプ(エビ)へ
にほんブログ村
posted by Shirakura at 08:45| ソイル選びの基本