2012年08月07日

夏を乗りきるために1

ブログコンテンツ役立つ飼育法で水温対策など書いてきましたが
夏を乗り切るためにもう1歩進んだ対策をご紹介したいと思います

今回はエアレーションについて紹介したいと思います

私たち日本人はエアレーションというとエアストーンを使ったものを想像するとおもいます
通称「ブクブク」などと言われ金魚しいくなどで子供のころから馴染み深い物だと思います

しかしアクアリウム先進国のドイツのメーカーの社長からドイツではエアストーンなど使わない
「なんだそれは?水面がシャワーパイプの波などで水面が揺れていれば溶存酸素は飽和状態になる」など,
まだまだ色々と少し馬鹿にされた感じでいわれた事がありました

また当店のアドバイザー的存在の東京農大の大学院で魚類、甲殻類の研究をしていた方も
レッドビーサンドを使用するときは水中ポンプを使用し上に吹き上げ水面を揺らすのみで飼育する事を推奨してくれました

私は上記の方法で水槽を稼動させ溶存酸素の試薬で溶存酸素を測定すると溶存酸素は飽和状態でした

エアレーションで水面を撹拌すると水中の有機物濃度が上がったときに出る油膜が
再び水中に溶けて有機物濃度の上昇を発見しにくい事もアドバイスされたので
私はしばらくの間、エアストーンを使ったりシャワーパイプで水面を叩きつける事を止めてシュリンプを飼育しました

その方法で飼育すると少し餌を与えすぎただけで油膜が出るので餌の与え方がいかに重要か、
その他ソイルの性能、セッティングになどに関する多くのことを学ぶことができましたが、
シュリンプの活性が上がらず繁殖は上手く行きませんでした

そこでデュヒューザーを使って微細な気泡で水面を撹拌せずに酸素供給を試みましたがあまり効果はありませんでした
微細な気泡では水との接触面積が少ないので酸素は溶け込みにくいそうです
微細な気泡で0.1mm以下のマイクロバブルという気泡はゴミなどに付着して浮き上がらせる洗浄効果があるのでコケの付着が少なくなる効果は感じました

そして最後にエアストーンはどれ位の効果があるのだろうか?と1つの水槽に入れたところシュリンプの活性の上昇に驚いきました

エアストーン1つで劇的にシュリンプの活性が上がってしまったのです


エアストーンで劇的に変わった理由は

1、エアストーンから出る気泡のサイズ(理想は2mm前後)が表面積的に酸素が一番溶けやすい
  注意:エアストーンによるエアレーションは溶存酸素の理論値を超える過飽和状態になる為、エアレーションのしすぎはシュリンプの鰓の機能を退化させてしまうので過剰なエアレーションには注意してくださいに

2、外部フィルターや底面フィルターから発生した二酸化炭素や窒素を爆気により空気中に放出できる


長くなってしまいましたが、私たち日本人が昔から使用しているエアストーンはドイツ人が何と言おうとシュリンプ飼育には欠かせないものだと思います

夏を乗り越える為にエアレーションを強化してみてください
(涼しくなったら過剰には気をつけてください)

当店の簡単飼育マニュアルで使用するエアリフトの底面フィルターは水の循環とエアレーションが同時できます
またパイプのエルボ部(曲がった部分)で気泡同士がぶつかり合う事でマイクロバブルが発生するので
マイクロバブルの効果も得ることができます

他のろ過機のようにモーターも使わないのでるモーターの熱による水温上昇の心配もいらない大変良いシステムです




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posted by Shirakura at 11:30| 役立つ飼育情報