2012年08月04日

コケと上手く付き合う

今日はコケについて話したいと思います

コケは水槽の調子(水質やバクテリア、微生物、そしてシュリンプの状態)に大きく関わってくるのでコケを知ることでシュリンプ飼育がレベルアップすると思います


コケとは藻類の総称で水槽に生えるコケには主に茶色の珪藻、緑色の黄緑藻 、深緑色べったりして臭い藍藻、細長い緑色のアオミドロなどがありますが、水槽の状態や水質により発生するコケが変わってきます

水槽立ち上げ当初は茶色の茶ゴケといわれる珪藻が生えます

立ち上げ当初は、まだバクテリアや微生物が十分に繁殖していないので
ソイルや餌、エビの糞から水中に出る有機物が「有機物→アンモニア→亜硝酸→硝酸塩」と上手くバトンタッチされて分解されてず水中に有機物が蓄積するのでコケが生えやすい環境になります
ガラス面に少しでも茶ゴケが出始めたら酷くなる前にガラス面を掃除してください

掃除で飛び散ったコケやソイル、水草、モスに付いたコケはシュリンプに食べてもらいます
餌を減らしたり断ったりして茶ゴケを食べさせて下さい
珪藻はカロチノイドや不飽和脂肪酸など高い栄養価を持っているのでシュリンプの良い餌なります

実際、茶ゴケを食べさせた後は色が良くなったり、成長が早くなったりします

ガラス面以外のコケの出具合はモスの色合いや新芽の出具合で判断します
モスが鮮やかな緑で新芽をしっかりと出すまでは、引き続き餌を減らし(断って)てください

コケが消えたら餌を与え再度、茶ゴケが出た場合はまた餌を減らし(断って)て茶ゴケを食べさせます

2〜3ヶ月経ち水槽内にバクテリアや微生物が増えてくると緑色の黄緑藻が生えてきます
緑色のコケは水槽面のみに付きやすく、あまり水草やモスの成長は阻害しませんが
ほっておくと酷くなりますし、コケが出ると言う事は水中の有機物濃度の上昇の合図(指標)なので餌を減らしてください

この緑藻には鞭毛という細かい毛が生えているので有機物が引っかかりバクテリアや微生物の餌場になるので、動物質の餌を好む稚エビが集まる為、餌場としてわざと残している方もいるようです

しかし稚エビの数が減るなど付着する有機物とのバランスが崩れると雑菌の温床になてしまうので当店ではお勧めしません

更に月日が経ち(3〜6ヶ月)水槽内に十分なバクテリアや微生物が増え生態系のバランスが整うとコケが出なくなってきます
そうなれば、餌の回数や量を増やしたり微生物の素などの添加剤を与えて本格的な飼育をはじめることができます

しかし,水槽内の生態系が出来上がった後も餌を与えすぎると水中の養分濃度が上昇しコケが出ます
コケは水中の養分濃度の上昇の目安と考え餌の量を調整してください

どの過程でもコケを無視して給餌を続けると水中の養分濃度が上昇し、有機物が雑菌の餌となりシュリンプがポツリ、ポツリと死にはじめます
そうなってからでは対応が大変ですし下手をするとシュリンプが全滅するので注意してください

コケの生え具合を指標に餌の量をコントロールしコケを栄養価の高いエビの餌と考える事で1歩進んだシュリンプ飼育ができると思います

長くなってしまいましたし、藍藻やアオミドロは当店飼育マニュアルと上記を守ればまず出ないので機会がありましたら紹介したいと思います




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posted by Shirakura at 12:13| 役立つ飼育情報