2012年07月30日

水槽の生態系が出きるまでの管理


レッドビーシュリンプを投入してから水槽の生態系が出きるまでの管理法です。

レッドビーサンドでの当店飼育システムは前回説明させて頂いたとおり、立ち上げ直後から安心してレッドビーシュリンプを開始できます。

また有機物や老廃物の蓄積の無い新しいレッドビーシュリンプに適した水になる為、普通に安定している水槽よりもシュリンプの活性や発色が良くなってしまうくらいです。

しかしレッドビーサンドも魔法のサンドではありません
多種多様なバクテリアや微生物が繁殖し完全に生態系が出来上がるまでは3ヶ月〜6ヶ月はかかります。

その間は、餌の与えすぎに注意してレッドビーシュリンプと水槽の環境を同時に育て上げていくように心がけて飼育してください。
(上記の期間でもレッドビーシュリンプの成長や繁殖は問題なくレッドビーシュリンプの飼育を楽しむことができます。)

目安としてはセッティング後3ヶ月〜半年たってサンドを掃除しても汚れが少なくなりガラス面に一切コケが出なくなる頃までです。


ステップ1、始めの1週間は餌を与えないで下さい。
レッドビーサンドの土の養分やモス、レッドビーシュリンプの糞などを食べさせてください。
*当社新商品レッドビーバクターを入れると発生したバクテリアやレッドビーバクターの粉がレッドビーシュリンプの良い餌になります。


後の1ヶ月間は3日に1回1〜2時間だけレッドビーシュリンプに餌を与えてください。

ポイント:餌は水を汚しにくい加工をしたエビ玉シュリンプフード、エビ玉スペシャル、エビ玉VIVIDをご使用下さい。(エビ玉ソフトテイストはまだ早いです。)

小粒で行方の分からなくなる餌、砕けて(バラけて)回収できない餌や茹でたほうれん草や赤虫などの生餌は絶対に与えないで下さい。

2ヶ月目は2日に1度、3ヶ月目から1日1回と回数を増やしていって下さい。

ポイント:途中、水槽面に薄っすらとコケが出たら酷くなる前に水槽面は綺麗に掃除してください。

水槽面にコケが出ると言うことは水草やサンドにもコケがでているので掃除後2〜3日はレッドビーシュリンプに餌を与えないで下さい。

レッドビーシュリンプは餌が少なくなるとコケを食べ始めます。
コケはレッドビーシュリンプにとって良い生餌です。

1週間ほど経っても水草のコケが消えない場合はサンド内の掃除と水換えを行ってください。

それでも水草のコケが消えない場合はヤマトヌマエビなどよくコケを食べるレッドビーシュリンプと交配しないエビを入れてください。

コケは栄養価が高くレッドビーシュリンプの良い餌になりますが、そのままにしておくコケの鞭毛という毛に汚れが付いて雑菌の温床となり害が出ることがあります。

サンド内の掃除。

水槽に生態系がしっかりと出来るまでは月に1度、水槽全面を水作プロホースSでサンドの表面2cm位の深さを掃除して下さい。



サンドを掃除することで水が減り水中の有機物濃度を下げるのに丁度良い水換えにもなります。

一般的にはソイルを使用した水槽では掃除は不要といわれていますが、生態系も出来ていない閉鎖的な水槽下で掃除が必要ないはずがありません。

注意:軟焼結製法(特許第2917140号)で焼かれた型崩れし難いレッドビーサンドでも無理にプロホースの先を差込と型崩しますので水とサンドを吸い込みながら自然とホースの先がサンド内に入るように掃除してください。

注意:この方法は広瀬社の特許製法の軟焼結製法(特許第2917140号)で焼かれたソイルでは型崩れしに難いので問題なく掃除できますが、農業用の流用や農業用ベースの改良品などは柔らかく崩れやすいものが多いので掃除はしないほうが良い場合もあります
また一見硬く崩れにくいように見えてもコストの関係で高温短時間で焼かれているので中が弱く表面の硬い部が割れると簡単に崩れるので注意してください。


より詳しいサンド内の掃除や水換えの方法は当店HPの役立つ飼育情報をご覧下さい。

サンドの掃除を定期的に行えば多少レッドビーシュリンプに餌を与えすぎたりしても月に1度掃除すればトラブルを起こしにくいです。
またレッドビーシュリンプの水槽の状態が崩れかけても初期であれば掃除すれば回復しますのでサンドの掃除は重要です。

またサンドの掃除を行うことで汚れの出具合をご自身の目で確認できるので餌の与え具合やが適正か判断が出来ると思います。

そして、何度か掃除をしていくうちに汚れが減ってきてサンドの内の生態系が出来てきたことを感じていただける事も良い点だと思います。


3ヶ月〜6ヶ月経つと掃除しても汚れが少なくなりコケも出なくなってきます。
サンドに多種多様のバクテリアや微生物が繁殖して生態系が出来た証拠です。

水草を植えたりレイアウトをしたり餌も毎日与えられるようになります。

そこからが本格的なレッドビーシュリンプ飼育のスタートです。



なんども書きますが「「これが一番大切な事です」。
水槽に多種多様のバクテリアや微生物が繁殖して生態系が出来上がるまではレッドビーシュリンプと水槽環境を一緒に育てていくという考えで飼育してください。

逆にそれまでにレッドビーシュリンプに餌を与えすぎるとサンド内に餌の食べ残しや糞が詰まって3ヶ月位で凄く調子が悪くなりますので注意してください。
*俗に言うソイルのブレイクという現象です。

次回は3〜6ヵ月後の水槽環境が整ってからの飼育の注意点です

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posted by Shirakura at 08:19| 簡単確実飼育マニュアル