2012年07月25日

シラクラの水槽セット法その2



シラクラの水槽セット法の続きです。


ステップ4。

ソイルを敷いたら注水します。
せっかく平らにしたソイルが注水の勢いで舞い上がってしまわないように、水が濁ってしまわないようにレッドビーサンドの袋に小さな穴を数箇所開けてを敷いたり、受け皿を置いて注水してください。

浄水器を使っていて長いホースをもっている方は立ち上げパイプにホースを刺して注水するのも良い方法です。

私の注水法です。
あまり勢い良く注水するとソイルが浮き上がるので注意してください。
chuusui.gif

ポイント1。
水が茶色く濁ってしまった場合は一度抜いて入れ替えてください。


画像くらいにうっすら濁っているくらいが理想ですが多少の濁りなら底面を稼動させれば直ぐに透明になります。
nigori.gif

浮いている灰汁をプラケースやペットボトルをカットしたもので掬い取ります。
yumaku.gif


ポイント2。
水は浄水器またはカルキ抜きのみを使用した水を使用し、その他の水質調整剤など使用しないで下さい。

レッドビーシュリンプ飼育の元水は水道水で全く問題ありません日本の水道水はとても良い水です。
レッドビーサンドが不純物の吸着とミネラルの放出を行いレッドビーシュリンプに適した水質に調整してくれます。

私は愛知、静岡、東京、神奈川と4箇所でレッドビーシュリンプを飼育してきました。
特に東京は水が臭くて自分では飲みたくない水で、水道管が古く鉄さびが凄かったですがレッドビーシュリンプ飼育に全く問題ありませんでした。
注意
湯沸かし器は銅が溶け出してレッドビーシュリンプに良くないという話を聴いたことがあります。
水温が低い時期でも湯沸かし器の水は使わないで下さい。

名古屋などTDSが100μs(50ppm)以下の超軟水の地域の方やレッドビーシュリンプ飼育により良い環境を望む方はシュリンプミネラルCa+の添加をお勧めします。

当店のレッドビーシュリンプ飼育水槽ではシュリンプミネラルCa+を添加し200〜300PPMの間に調整しています。
DSC_0377.gif


ポイント3
TDSとは導電率(伝導率)ともいい水中に溶けている物質の濃度を示す数値です。
アクア業界では汚れの目安と思われている事もあるようです。

しかし同じ数値でも有効なミネラルが溶け込んでいるのと硝酸塩やリン酸塩が溶け込んでいるのでは全く意味が異なります。

同じ100ppmでも有益なミネラルが100ppm含まれるのと、硝酸塩やリン酸塩が80ppmで有益なミネラルが20ppm含まれる水では同じ100ppmでも水質は全然異なります。

レッドビーサンドはリン酸塩を吸着し、底面フィルターを使用することにより嫌気バクテリアが硝酸塩を分解するため硝酸塩やリン酸塩は殆ど蓄積しないので水槽に生態系が出来上がれば足し水のみでレッドビーシュリンプの飼育ができるようになります。


ステップ5
底面フィルターをエアポンプにセットし水を循環させます。

ポイント1
底面フィルターのパイプへのエアの供給量は毎分1L以上を供給してください
レッドビーサンドはろ過機能を持ったサンドなのでサンドへの水の循環量でろ過能力が変わってきます。

私はニッソー エアポンプ サイレントβ120(吹き出し口2箇所)を分岐コックを使い4本の底面フィルターのパイプに使用しています。

循環量は1時間に水槽の水を10回転以上させる量が理想です。

底面フィルターのパイプへ毎分1L以上のエアの供給すると最大で毎分2.5L位の水が循環します。
45cmの水槽の場合は2本なので毎分5Lとなり60分で300L循環します。
45cm水槽は幅4.5×奥行き3×高さ(サンド分引くと)2.3で31Lとなるので、300L÷31Lで9.68となり1時間に約10回転の循環があると言えます。

ポイント2。
セット直後はサンドに水がなじんでいないのでエアストーンからのエアーの出が悪く水の出も悪いです。
1晩(12時間)くらい経つとスムーズになってきます。

底面フィルターのパイプの十分な水の出方は水面より5cm位持ち上げても写真くらい水が流れる強さです。
paipeair.gif

一番循環が良くなるパイプの高さは水面の高さです。
paip.gif

ポイント3。
外部フィルターやスポンジフィルター等、その他のろ過器は一切必要併用しないでください。
給水中のスポンジに汚れが詰まると雑菌の住処になってしまいます。

注意*
これから初めてレッドビーシュリンプを飼育される方など、必ずしもレッドビーシュリンプを直ぐに入れる必要がない方はセット後に1晩水を循環させて1度水を全て抜いて入れなおして下さい。

養分が少ないレッドビーサンドですが黒土を使用している以上、多少の養分を含んでいます。

レッドビーサンドの水溶性の養分は殆どが直ぐに溶け出しますので一度全て水を入れ替えることで更にレッドビーシュリンプの飼育に適した水中の有機物の少ない綺麗な水になります。


現在レッドビーシュリンプを飼育中の水槽のリセットなどで当日シュリンプを入れたい方は上記のセット法で水を循環させてから最短では5時間ほどでシュリンプを入れることが出来ます。

バクテリアも沸いていないのに、そんな馬鹿な!?と思われる方もいると思います
次回は、なぜレッドビーサンドは直ぐにレッドビーシュリンプ飼育を開始できるのかを説明したいと思います。



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posted by Shirakura at 07:55| 簡単確実飼育マニュアル