2012年07月17日

水換え

「役立つ飼育法」のカテゴリーを作りました

どれだけ役に立つか分かりませんが(汗
普段なにげなくやっていることでもお客様に「そうなんですか〜」など言われることがあります

時にはこれは秘密にしたけどと言うような事まで書いていきたいと思います
(そんなの知ってるよと思われるかも知れませんが・・・)


初回の今回は水換えについてです

シュリンプ飼育の場合、基本的に足し水だけで飼育する人が多いようです
特にレッドビーサンドなどブルカシステムはリン酸塩を吸着し、
硝酸塩を嫌気ろ過で脱窒するので当店も基本足し水のみですが場合によって水換えする場合もあります


コケが出たり(立ち上げ当初は除く)、硝酸塩が蓄積してたりした場合や、2〜3日餌を抜いても活性が上がらない時です

初めは1/5の水換えで様子をみます
目的は水中に溶け込んだ有機物濃度と硝酸塩値を下げる事です


1/5の水換えでは理論的には20%くらいしか有機物濃度(BOD)と硝酸塩値は薄まらないですが
水換えで、ろ過バクテリアの活性が上がったり、20%でも処理の負担が減ることでろ過サイクルがスムーズになり大きな効果が出ることがあります

たとえば硝酸塩が100ppm以上検出された場合、1/5の水換えでは80ppm以下にはならないはずですが、50mmp以下になることがあります
(レッドビーサンドの底面フィルターを使用している場合で他のろ過では分かりません)

水中の有機物濃度(BOD)は簡単に測れないのでどれだけ減ったかは分かりませんが
エビの活性UPや発色UPの具合で判断します

シュリンプは有機物濃度(BOD)が上がるとストレスを感じ活性や発色が低下します
またシュリンプは有機物を餌に増殖する雑菌の匂いに敏感なので少しでも菌が沸くと活性が低下します

1/5の水換えでもエビの活性が上がらないときは1/3の水換えをします
3割も汚れが抜けるのでかなりの効果が出ます

それでも駄目な場合は底床内に有機物が蓄積していると考え掃除をします
(底床内の掃除法は後日、書きたいと思います)


1/3も水換えして大丈夫か?と思う方も多いと思います
エアチューブを使ってゆっくり水換えしただけでもエビが死ぬという方が時々います

水換えでエビが死ぬのは水換えの仕方に問題があります
エアチューブを使ってゆっくり注水しても性質の違う水は混ざり合いにくいので細い流れのように底へ流れて行きシュリンプに当たるとダメージを負うのだと思います

エアチューブを使ってゆっくり注水するならエアレーションしている場所に注水し混ざり合うようにすれば良いです
しかし水槽が多い人は手間と時間ががかかり面倒だと思います

次に私がやっている方法をご紹介します

まず水槽に浮かべられるサイズのプラスチックケース(以下プラケ)に1/3新しい水を入れます
(カルキ抜きと水温合わせは事前にしてください)
*当店ではシュリンプミネラルとブラックウォーターを規定量添加しています

purake1.gif

そして水槽に浮かべてプラケに満タンに飼育水を入れます
その水を混ぜれば、かなり飼育水に近い水になるので、あとはゆっくり水槽に流し込みます

purake2.gif

上記の方法を出来るだけ時間をかけて(出来れば1時間くらい)水換えすれば
1/3の水換えしても全然大丈夫ですし、たいていの場合はシュリンプの活性や発色が上がります
*有機物を分解するレッドビーバクターを使うと更に効果的です

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posted by Shirakura at 11:45| 役立つ飼育情報